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(協)山形ウッドエネルギー訪問

先日、山形県寒河江市にある
協同組合山形ウッドエネルギーさんへおじゃましてきました。

2004年に木質ペレットを製造し始めたということ。
まずは工場見学へ。

端材が粉砕機へ運ばれています。
(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_5265383.jpg(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_5243723.jpg 










粉砕されチップとなった木材が乾燥機へ移動します。
(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_5273856.jpg(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_5282215.jpg











別のラインでは端材でなくしっかりとした材木が
粉砕されるのを待っていました。樹皮(バーク)は取り除かれています。
(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_5311616.jpg(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_5313027.jpg











乾燥機と乾燥中の蒸気。
(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_535996.jpg(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_5352510.jpg












袋詰め機と最終的な包装の完了したパッケージ。写真は全木ペレットです。
こちらの工場では別にホワイトペレットも製造しています。
(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_537432.jpg(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_5373254.jpg













事務所には製造初期段階のペレットや各地で作られた様々なペレットが
瓶詰にされラベルを貼って並べられてました。

2004年3月製造のペレットは水分20~25%(実験的に作ったのでしょう。実用には不向き)と
10%の2種類あり、やはり目視でわかるほど圧縮に差がありました。
このように消費者にわかりやすい比較がしてあると興味もそそられます。
(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_5401680.jpg(協)山形ウッドエネルギー訪問_a0151929_5434899.jpg












中には蕎麦殻で作ったペレットも。試してみたいですね。
あいにくこの蕎麦殻ペレットを実際使った人が不在で話を聞けなくて残念。
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事務所のテーブルはドシンと存在感を放っておりました。
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# by pelletstove | 2009-12-31 05:55 | 木質ペレットについて

旭設備 ホクダン

旭設備 ホクダン_a0151929_15525856.jpg北海道(旭川)にある「ホクダン」というストーブ。
旭設備が販売しています。

意外と歴史は古く(70年27万台の実績)
もともとは石炭ストーブとして利用していたというもの。

現在はペレット用に細部
(火床の形状と吸気用のパイプ)
が改良されています。

これの画期的なところは
電気を使用しないということ。

多くのペレットストーブは
電気によって風を送り
燃焼用の空気量を調節しているので
このホクダンは珍しいタイプだといえます。




旭設備 ホクダン_a0151929_15532898.jpg電気の代わりに
熱い排気が上昇する力(ドラフト)と
(二箇所の燃焼用空気穴の開閉量調整で)
自然の空気の流れを利用しています。

左の写真は真横から見たものです。

(丸と四角の)タンクが二つ並んであり
手前の(丸い)タンクにペレットを入れ上から手動着火します。

丸いタンクで燃焼しますが、未燃焼ガスが
後ろの四角いタンクへひっぱられ
この空のタンク内で燃焼(「二次燃焼」)して
(小さいながらも強力な)暖房(機)となるわけです。




旭設備 ホクダン_a0151929_15535478.jpgカートリッジが予備で一つ付いてきます。
予めペレットを詰め準備しておくことが可能です。

電動でないだけに
タイマーや自動着火などの機能はありませんが
それだけに災害にも強く環境にも優しい
エコロジカルなすぐれものと言えるでしょう。

ホクダンは、
電動に頼りすぎていた私の既存概念を
ぶちやぶってくれた画期的開眼的一品です。

レトロな見かけも手伝いお気に入りの一台となりました。
# by pelletstove | 2009-12-22 15:39 | 設置例

冬の楽しみ

冬の楽しみ_a0151929_1441475.jpg我が家ではペレットストーブと薪ストーブを併用しています。

古参は薪ストーブ。
2003年の秋に我が家へやってきて
ただいま 9シーズン目。

あちこちに隙間のあるこの古家を
ぬっくぬくに暖めてくれるすぐれものです。



それだけでなく
調理器具としても抜群の性能で

昨夜はおもちとぎんなんをあぶりました。

日中はことことといろんな煮物を煮ています。

遠赤外線効果のせいか
牛筋、もつなどもやわらかく仕上がり
焼き芋も甘くほっこり焼きあがります。

同じ料理を作っても
薪ストーブならではの独特の味わいが加味され
深みが増します。
# by pelletstove | 2009-12-16 14:42 | 薪ストーブ

木質ペレットの種類

ひとくちに「木質ペレット」といっても
その種類はさまざまです。

よく分類されているのは
材料によって区別される以下の3つ。


ホワイトペレット 
  木の表皮を取り除き幹だけ使用したもの

バークペレット 
  木の表皮だけを使用したもの

全木ペレット 
  木の表皮も幹も両方使用したもの  


それぞれ燃焼の仕方が異なります。

その他に木の材質で区別されることもあります。
広葉樹、針葉樹など
木によってやはり燃焼の仕方が異なります。


昨年度までは岡山県にある銘建工業さん製のペレットを使用しました。
こちらは製材所で、端材が出ます。
その端材をペレットにしているところです。
材質は混合のホワイトペレットです。

銘建さんでの機器類の動力の燃料は
全て自作木質ペレットでまかなっているそうです。



エネルギーの地産地消を目的に据えた今年度から
県内で作られている木質ペレットを試用しています。

現在山形県内で製作されているのは3種類:

寒河江市の(協)ウッドエネルギーさん (全木)
鶴岡市(旧櫛引町)の(株)グリーン渡会さん (クロマツ)
飯豊町の中津川バイオマス(株)さん (全木)

このうち、グリーン渡会さんには5月に視察にお邪魔しました。
多くの実りあるお話を聞かせていただきました。

中津川バイオマスさんは先月11月24日竣工しまして
数回お邪魔しております。


これから折を見て
それぞれの使い心地など書いていけたら、と思います。

乞うご期待。
# by pelletstove | 2009-12-15 18:17 | 木質ペレットについて

自己紹介

自己紹介_a0151929_1039408.jpg山形県の南に位置する
人口1万人弱の小さな山あいの町に住んでいます。

小国(おぐに)町というところです。

ここに生まれ中学卒業まで暮らしました。

高校入学と同時に家族から離れ
米沢で下宿生活をはじめ

その後は仙台に移り住み
きわめて一般的な
都市での生活を営んでおりました。

それまではあまり思うこともなかった
山村生活について考え始めたのは7年前。
31歳の頃です。

その1年後には帰郷し
築100年の古民家をみつけて
新たな生活に踏み出していました。

自己紹介_a0151929_10422632.jpgキーワードは 「自然との共生」


家族とともに
少しずつ少しずつ
ゆっくりとではありますが
歩みを進めてきています。









現在、双子の弟が立ち上げた
循環農業を目指す会社(有)ハートランドファーム
一員として農作業にいそしむ一方
森林事業をも展開し
ペレットストーブや薪ストーブの普及に努めています。

実際、小国の山々に入り森林整備をも手掛けながら
自然に教えられる毎日を送っています。

ペレットストーブに関すると
昨年度は町内・県内に15台を設置しました。
今年度も既に県内外に10台ほどを設置し、
さらに今後も着々と設置していく予定です。

その設置事例を徐々に紹介していこうと思います。



取り扱い機種:

近藤鉄工 もだんろ
山本製作所 ペチカ・ウッディー
サンポット 北海道型・岩手型
旭設備 ホクダン
その他


すこしでも情報を提供できれば、と
このブログを立ち上げました。
ご愛顧いただけると幸いと思います。
# by pelletstove | 2009-12-15 17:51 | 自己紹介